愛媛県宇和島市吉田町発!日本が誇れるうまい柑橘を後世に残したい! 加工から流通までこなす生産者グループ「南四国ファーム」に熱いエールを!

日本初!個房に分けた「冷凍みかん」と「冷凍しらぬい」です。果実本来の味に自信があるので、添加物は一切加えません。冷凍庫から出して少し溶けだしたところを口に含めば、秋に収穫されたとびっきり美味しい柑橘の風味が広がります。アイスやスムージーなどのスイーツ作りにも使える優れもの。ぜひ、お試しください!!

宇和島のみかんを後世に残す

230年の歴史を有する宇和島のみかん作り。「先人たちがその都度、時代に応じてどのようにみかん栽培の道を跡に残すか試行錯誤してくれたお陰で今の宇和島みかんがあります。この素晴らしい財産を後世に残すために、何ができるか。成し遂げなければいけないといった使命感に突き動かされています。」と四国ファームの清家社長は語ります。
もともと一生産者だった清家社長は、みかん農家の暮らしがまだまだ貧しかったころ、奥様と二人三脚で農家の仕事の合間をぬっては、みかん加工の研究を続け、商品化を実現したといいます。
「2年間は寝食を削りながら時間を作りましたが、全然苦になりませんでした。」と清家社長は当時を思い出します。
今では冷凍のみならず、ドライ加工やみかんゼリー、粉末加工まで加工技術を向上させたそうです。過疎化、後継者問題と言った農家が直面する課題に体力と頭脳をフル稼働させ、生産のみならず加工・流通までを担う生産者グループ「南四国ファーム」を築き上げた清家社長にお話を伺いました。

志を共にする仲間と

農協の地域会長職をされていた清家社長は、当時を懐かしそうに振り返ります。
当時、吉田町はオレンジ輸入化に反対する議員を支持していたそうです。ところが、その議員が公約を守らず賛成派に転じてしまったため、話し合いの末、吉田町は今後は支持しないことを決めたそうです。この不支持を通して以来、いろいろな決めごとで農協の許可が下りづらくなってしまったといいます。
1996年に農協をやめ、名称を「えひめの新鮮組」として同志3名で宇和島みかんの販売をはじめたそうです。こうして生産者自らが加工・販売までを手掛ける「南四国ファーム」が誕生しました。勇気のいる決断でしたが、思いを一つにする仲間とともに一歩一歩課題を乗り越えてきたそうです。
たった3名で始めた会社ですが、現在では、生産者数100名、従業員数は30名という規模にまで成長しています。

宇和島みかんが美味しいわけ

質・量ともに日本でも有数のみかん生産地と言われる宇和島ですが、太古の昔は深く海底に沈んでいたそう。地殻変動により、土壌が隆起し今の四国山地が作られたといいます。そのため、宇和島の土壌には海のミネラルが豊富に含まれているんだとか。
そのミネラルを大量に取り込んで成長するので、果肉には天然のうまみ成分がたっぷり入っているそうです。
宇和島みかんには、『天然の海の出汁(だし)』がたっぷり含まれています」と清家社長は、みかんの味には絶対の自信を見せます。
また最大斜度50度と言われる急峻な土地は、水はけがよくみかん栽培には適したものだそう。
この恵まれた土壌、太陽そして潮風に育まれて宇和島みかんは、日本でもトップクラスの味に仕上がります。

世界を視野に入れたみかん作り

国土の70%が中山間地で限られた面積で農業を営まなければならない日本の農家が、広大な土地を背景に大規模農業ができる海外勢と勝負するにはどうしたらよいか。価格では、太刀打ちできないことは明白でした。
研究の末、清家社長の出した答えは、世界に負けない「うまい」みかんを作ることでした。
それには、宇和島地区の生産者一人一人が深い思いと愛情を込めてみかん作りに励み、ブランド力を持たせること。
手間暇かけて育った絶品の宇和島みかんは、その味に惚れ込んだ高級スーパーや全国の生協の目利きに認められ取引が始まりました。

愛情をかけるとは

こだわりのみかん作りの一例として、枝の健やかな成長を見守りながらも、行き過ぎた成長をさせないことが大切と熱心に語る清家社長。
今後の課題は、最近の気候変動にどう対応するかだといいます。秋には気温が下がり、雨量が少なくなるといった従来の気候システムは、みかんの糖度を上げる役目を果たしていたといいます。
ところが、最近では秋になっても気温が下がらず、予測できない降雨に悩まされます。対策として、みかん畑全体に雨水がかからないようビニールシートを敷き詰める作業を行い、水分の吸収を防ぎます。傾斜のうえに、飛び地で点在する畑での作業は大変な重労働になるそうです。

素晴らしい作り手には熱いエールを!

最後にアピールしたいことはありますか?との質問に清家社長はこう答えます。
「現在、地方では過疎化が進み、後継者問題が深刻化しています。これまで先祖が大切にしてきた畑は非耕作地として荒れています。宇和島のみかん畑も例外ではありません。
消費者のみなさまには、商品を購入することでぜひ生産者を応援して頂きたいと思います。
時代ごとに一段一段生産者たちの思いが積み上げられてきた宇和島のみかん畑。私たち消費者も学び続け、良いものを選ぶ目を養わなければと気が引き締まる思いがしました。

個房に分けた「冷凍みかん」と「冷凍しらぬい」

愛情たっぷりに育った「みかん」と「不知火(しらぬい)」を個房に分けて冷凍しました。
「不知火(しらぬい)」は、デコポンという呼び名でご存知の方も多いかもしれません。みかんよりも房が大きく、糖度も酸味も高い味の濃厚さが特徴です。皮ごと凍らせた「冷凍みかん」はよくありますが、一つ一つ皮をむき個房に分けたものは日本初とのこと。
また「添加物を加えると味が落ちるんです」と果実本来の味に自信があるので、添加物は一切加えません。
冷凍庫から出して少し溶けだしたところを口に含めば、秋に収穫されたとびっきり美味しい柑橘の風味が広がります。味が落ちるため完全に解凍せず、ぜひアイス感覚でお召し上がりください。また凍った状態で柑橘9割、氷やヨーグルトなどお好みの材料をミキサーにかけでスムージーのように食べたり、アイスにしてみたりスイーツづくりにも大活躍の商品です。

【 粒楽(冷凍みかん・冷凍しらぬい) 】はこちら

今回ご紹介した企業

有限会社南四国ファーム

自慢のみかんを自ら加工・流通する生産者グループ「南四国ファーム」。 宇和島のみかん作りには、230年もの歴史があります。先人たちが現在に繋いでくれた素晴らしい土壌とみかんの栽培技術を後世にしっかりと受け継ぐことを使命に、日々宇和島でうまい柑橘を作り続けています。応援どうぞよろしくお願いします!!

今回ご紹介した商品

粒楽(冷凍みかん・冷凍しらぬい) 有限会社南四国ファーム 愛媛県 皮を剥かずに、アイス感覚で食べられる冷凍みかん

全国一のみかん出荷量を誇るみかん王国愛媛の中でもみかん生産が盛んな宇和島市吉田町。一年中温暖な気候に恵まれたこの町からお届けする「粒楽(冷凍みかん・冷凍しらぬい)」です。 「粒楽(つぶらく)」は、愛媛宇和島で栽培された完熟温州みかんと不知火(デコポンと同一品種)の皮を剥き房分けしてそのまま冷凍。保存料などの添加物を一切使用しておりません。 柑橘そのものの天然の甘みを楽しめる「粒楽」。解凍せずにそのままアイス感覚で、スムージーやお子様のおやつ、ピクニックのお供にもどうぞ。

【 粒楽(冷凍みかん・冷凍しらぬい) 】はこちら

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