熊本県河内町発!自然の力を利用した「うきこ農園」から、鮮度抜群とびきり美味しい「河内みかん」をお届けします!

「うきこ農園」で、生き物の力を借りて元気に育ったみかんは、生命力に溢れ、濃厚なうま味をたっぷり含んでいます。その美味しさと安全性を知っている人は間違いなく「うきこ農園」のみかんを選ぶといいます。注文を受けてから一つ一つ丁寧にパックするので、味に狂いがなく抜群の鮮度でお届けいたします。料理の香りづけや天然の入浴剤として、ぜひ皮まで丸ごとお楽しみ下さい!

女性を元気にして河内町を輝かせたい!

株式会社オレンジブロッサム代表の村上浮子さんにお話を伺いました。
私の原動力は女性の自立、女性の輝き!女性が元気だと家族も地域も元気になります。一人ではなく仲間で輝きだすと、町全体がまばゆいほど明るくなるだろうとそんな思いで、2001年に女性グループ「フレッシュ河内グループ」を設立しました。「農薬に負けて、赤く発疹みたいなのが出て痒くなるわけですよ」と自らの農薬体験を語る浮子さんには、より安心安全なものを作りたいという強い思いがありました。小さい畑を借りて、できるだけ農薬を使わないみかん栽培を始めたそうです。
浮子さんの情熱に押されたご主人から、耕作地としては劣る北側の斜面をもらい、「好きにさせてもらいましたよ」と笑顔で答える浮子さん。そこで、これまでの常識にとらわれない「うきこ農園」がスタートしました。活動を始めると無農薬みかんは、クッキーやパン、ジャムなどの料理に皮ごと使え、さらに皮に含まれる酵素を利用した臭い消しや掃除にも使えることなど、主婦ならではの発見があったそうです。

私の畑を見においで!

「何しろ畑を見てもらうと、買う人も私も納得して取引することができる気がします」と浮子さんはいいます。「うきこ農園」では、主に殺虫剤の代わりに「マシン油」(別名:ハーベストオイル)を、化学肥料の代わりに植物由来の「特殊肥料」を散布します。「マシン油」は、みかんを弱らせるカイガラムシを油で窒息死させる方法で、農薬としてカウントされません。また熟成したアミノ酸をたっぷり含む「特殊肥料」は、みかんの葉に散布することで土壌に負荷を与えず栄養を与えることができます。おかげで果樹が元気になった結果、みかんの花芽が付きやすくなり、肥料代が40%も減るというと嬉しい発見もありました。「畑には年に一回だけ有機肥料をまき、除草剤を使わずに生えてきた雑草は刈り取ります。そのまま置いておくと枯れて肥料になるっていうわけですよ。土がほかほかしてるから、畑にミミズがおりますね」徹底的な土づくりを行った結果、市役所が行う土壌検査の数値も改善しました。
木が枯れないよう最小限の農薬を2年に一度使うのみで、使用料は通常の5%ほどだそう。浮子さんのみかんは、熊本型特別栽培農産物「有作くん」の認定を受けていますが、その認定基準が50%以下ですから、基準値を大幅に下回っていることが分かります。

命が耕してくれとるで

ほとんどを無農薬で手掛けた「うきこ農園」には、クモの巣が張られ、土中にはたくさんのミミズたちが元気に活動します。
「マシン油と特殊肥料の散布も含めた農薬を4月以降全く使わないから、クモがみかんの木にいっぱいおるわけですよ。だから、きれいかみかんを栽培する農家がダニ予防するところを、 うちはクモがそれを食べてくれているようです」
浮子さんにいわせれば、彼らは立派な働き手。ミミズが掘る穴は土壌に空気を取りこみ微生物たちを活性化するので、肥沃な土づくりをしてくれます。普通なら嫌われ者のイノシシの来訪まで大歓迎です。イノシシたちはみかんには目もくれず、ミミズを求めて土壌をひっくり返すため、耕運機の役目を果たしてくれるのだとか。 「お陰でみかん畑の土はいつでもほっかほか」と浮子さん。「そういう循環、回転になってます。 それが私の圃場ですたいね」

自然のままにです

動物や虫たち以外にも働いてもらいます。周囲はみかん以外の植物を植えて、まるでジャングルのようです。熊本大学のサテライト農園でもある「うきこ農園」には、「カワラヨモギ」「ウコン」「ミント」などの抗菌作用のある植物が植えられています。「防腐剤の代わりに殺菌効果の高い薬草があるわけですよ。
大学が、殺菌効果がいいと言いなさるけん、よかでしょうと思う」と殺菌効果は専門家のお墨付きのようです。
こうした薬草の効果を利用し、「出荷の際、普通は消毒液をかけるところを私は薬草的な殺菌効果で試みようか」と親交の深い業者が開発したヨモギ抽出液を、防腐剤代わりに使用するなど試行錯誤しています。

果樹が元気!味も変わった!

こうしてなるべく農薬を使わない試みが始まりましたが、やはり樹木に免疫がつくまでは、一時的に果樹が弱るといいます。そんな時は、頻繁に手で虫取りをしてあげることが肝心だそう。継続しているうちに免疫力が付き、みかんがみんな元気に。「免疫力をつけ出したら強いですね」と、浮子さん。
そのうえ、味にも変化があったそうです。「きれいかみかんとは、味がちょっと違うんだな~」と浮子さん。「昔の味のみかんたい。それから、みかん1個の重さがずっしり重たくなった」 「昔の味」について伺うと、口に入れた瞬間、濃厚で生命力にあふれた力強い味がするとのこと。外見的には、「汚い、はっきり言って」と力強く答える浮子さん。でも、味の濃厚さ、そして安全性を知っている人は間違いなく「うきこ農園」のみかんを選ぶといいます。

ふぞろいの良さ

浮子さんから届くみかんには、大小様々なみかんが入っています。「みかんは大きい玉と小さい玉の味は全然違うとよ。市場ではあまり人気のない小さいみかんって、味が濃縮されててとっても美味しい。私たち農家はその小さいのを食べるわけ。やっぱり小さいみかんのほうが濃縮たいね」と浮子さん。「大きいのは、皮を使うのに便利じゃないですか、小さいのよりも。 それも私の思いがあるとですよ。 全て捨てないで下さいって言いたい」と。
例えば、乾燥させてお風呂に入れれば天然の入浴剤に、魚を焼くときに一緒に入れて焼けば、臭い消しや焦げ付きの防止になるとのこと。無農薬だから、洗う必要もなく子供からお年寄りまで安心して使えますね。

鮮度の価値

「みかんが1番美味しいのは、木になっているのをもぎって食べるのが1番美味しかったい」一見、長持ちするイメージのみかんですが、味に関してはやはり鮮度が重要になるそうです。
その鮮度を大切にしたいから、「うきこ農園」では、もぎるタイミングを出荷に合わせているそう。天候が良ければ、ニッポンセレクトから発注が入った場合、宅配業者に合わせて午後にもぎって、翌日の午前中には出荷が完了します。

思ったら行動じゃけんね

浮子さんはビジネス視点も欠かしません。「私の畑で育った自然の恵みはすべて売り物になる」と胸を張って語られる浮子さん。青みかんから完熟みかん、そして花までもみかんの恵みを丸ごとビジネスにして行きます。みかんを育ててくれた薬草も然り。熊本大学の関係者によれば、畑のミミズまで需要があるんだとか。
「きれいかみかんは農薬にお金を取られるから、台風がくれば傷になってしまうじゃないですか。経費だおれでマイナス経営。安全でもないしね」と、無農薬栽培がいかに経済的にも有効であるか語ります。
自然界との調和が取れた上に、全てに無駄がなく効率的、そして何よりも消費者にとって、安心なものが届く、素晴らしい互恵関係を実現した浮子さん。生き物の力を借りて「命が耕してくれる」システムだから、後継者が減少する田舎で老いても続けられるそうです。安心安全で楽して、皆さんに健康を届けることができると、浮子さんは幸せそうに語ります。

原動力は、「女性の自立と、 豊かさ」

勉強熱心で観察力と深い洞察力に長け、輝く笑顔で周囲を巻き込み、持ち前の行動力で数々の試練を乗り越えて来た浮子さんに、その原動力を伺いました。
「女性だから母だから、やっぱり美味しくて、安全なものを届けないかん。納得いくものを作り、自信を得ることで自立できるようになればいいだろうと。それで、走って来とるとですよね」
浮子さんの周囲の女性たちは、18年前に比べて主張をはっきり言うようになり、現在は各分野で組織の代表として活躍しているそうです。今は、若い女性たちの育成に努め、「男がおらんでも、 病気しても、 私がやっていきますっていう組織を作り上げて活動しよります」とのことで、生産者たちの世代交代に向けても確実に前進しています。
今後は、みかん加工品の海外販路を確実にし、後継者に引き継ぎたいと意欲的です。夢は、引き続き母親達の意識を変えること、そしてもう1つは、学校教育や給食の問題に取り組むことだそう。
いつまでも、女性の自立、そして子供や地域のために走り続ける浮子さんをぜひ応援していきたいですね。

うきこ農園で育った無農薬温州みかん5kgをお届け

「うきこ農園」から、無農薬温州みかん「おきつ」5kgをお届けします。自然のままを大切に生き物の力を借りて元気に育ったみかんは、生命力に溢れ、濃厚なうま味をたっぷり含んでいます。その美味しさと安全性を知っている人は間違いなく「うきこ農園」のみかんを選ぶといいます。
注文を受けてから手もぎしたみかんを一つ一つ丁寧にパックするので、味に狂いがなく鮮度抜群でお届けいたします。
みかんの皮はお菓子作りや料理の香りづけに、乾かしてからお風呂に入れれば天然の入浴剤として使えます。また皮に含まれる成分は油汚れをきれいにしてくれるので、魚焼きグリルやコンロのお掃除にお使いいただけますよ。ぜひ皮まで丸ごとお楽しみ下さい!

【 無農薬温州みかん 】はこちら

今回ご紹介した企業

オレンジブロッサム

生まれも育ちもそして嫁ぎ先まで、河内のみかん農家という村上浮子さんが代表を務める株式会社オレンジブロッサム。母体となる「フレッシュ河内グループ」の女性一人一人が輝き、仲間と一緒に河内町を明るく元気にしたいという思いはそのままに地元の女性たちで運営しています。「安心」「安全」「無駄をなくす」を合言葉に、主婦目線や女性の感性を大切にみかん作りや、ジュースや石鹸などの加工品の開発にも力を注いできました。まだまだ勢いの止まらない「オレンジブロッサム」をぜひ応援してくださいね!

今回ご紹介した商品

無農薬温州みかん(熊本河内産)

「うきこ農園」で、自然のままを大切に生き物の力を借りて元気に育ったみかんは、生命力に溢れ、濃厚なうま味をたっぷり含んでいます。その美味しさと安全性を知っている人は間違いなく「うきこ農園」のみかんを選ぶといいます。注文を受けてから一つ一つ丁寧にパックするので、鮮度抜群で味に狂いがないままお届けいたします。料理の香りづけや天然の入浴剤として、ぜひ皮まで丸ごとお楽しみ下さい!

【 無農薬温州みかん 】はこちら

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。