株式会社プレーリードッグ

お買い物、お土産が増えても大丈夫!
アーティスト吉田未玲さんとコラボした おしゃれでポップなエコバッグ

2020年7月からレジ袋が有料化されたのを機に、カバンの中にエコバッグをいくつか常備している人も多いのでは。「普段はシンプルな物を身に付けているけれど、エコバッグはカラフルな柄ものを取り入れたい」という人におすすめなのが、「プレーリードッグ」から発売されているエコバッグ。日本のアーティストとコラボした個性的なデザインです。「キモカワイイ」動物のイラストが人気のデザイナー・吉田未玲さん(41)によるエコバッグをピックアップしました。

オリジナル雑貨ブランド 「COMO」を立ち上げイラストを制作

札幌市在住の吉田さんは、子どもの頃から絵を描くことが大好き。4歳から高校生まで絵画教室に通い、札幌市内の短期大学で美術を学びました。絵画教室の先生の家にあったモネやゴッホなどの画集を好んで見ていたそうです。
短大卒業後は出版社勤務を経て、イラストの制作活動に専念。「動物が本来持つかわいい表情が好き」と、動物の絵を数多く描き、2000年頃からアートマーケットなどの会場で作品の販売をスタートさせました。08年には札幌のデザイナー仲間・中越理恵さんとともに、雑貨店「comodo」を立ち上げ、オリジナル雑貨ブランド名を「COMO」とし、ステーショナリーや布小物など作品やイラスト制作に取り組んでいます。「comodo」はイタリア語で「心地良い」、「COMO」は「たんす」という意味。「たんすの引き出しから、夢のあるいろいろなものが生まれる」というイメージで名付けたそうです。
エコバッグを発売するようになったのは、12年2月に開かれた、パーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に参加したことがきっかけ。プレーリードッグのバイヤーが、吉田さんの絵をひと目で気に入ったのです。

印象派の画家に影響を受け 独自の世界を確立

吉田さんのイラストはエコバッグ製作の契約が結ばれ、わずか半年後に商品化されました。海底の砂から顔を出す「チンアナゴ」をはじめ、家族や仲間たちでのどかな時間を楽しむ「パンダの午後」、メキシコ南部に生息する色鮮やかな鳥を描いた「ケツァールの森」、さまざまな色や形のペンギンが集まる「ペンギンの集会」、虹が広がる空を浮遊するクジラの「kujirasky」など、見ているだけで思わず笑顔になってしまうかわいいエコバッグがそろいました。
好きな印象派の画家が何色もの絵の具を点のように描き込む技法に影響を受けていた吉田さんは、動物の肌の色や背景などをやや大きめのカラフルなドット柄で表現。それがまたいっそうシュールな雰囲気を醸し出しています。「青に見える色は、さまざまな色が組み合わされて『青』になるという発想なんです」と話し、絵に対するこだわりをうかがわせます。買った物をこのエコバッグに詰めて歩くとウキウキした気分。足取りも軽く感じることでしょう。

大きく丈夫なエコバッグ 2つのサイズを使い分けられる

ここで、エコバッグの使い勝手の良さをご紹介します。大きさは縦40㎝、横53㎝と容量たっぷり。2ℓのペットボトルなら、6本入って少し余裕のある大きさです。たたむと内ポケットに収納され、縦14㎝、横16㎝のコンパクトサイズになります。丈夫なポリエステル製で、耐荷重は20kgもあります。
実はこのバッグ、2つの大きさを使い分けることができる優れもの。サイドに付いたスナップボタンを留めれば、小さいサイズに変身し、底の面積が広くなるんですよ。買い物が少ない時でもスッキリ持ち運ぶことができ、何よりお弁当やお惣菜を買った時には安定感があるので傾きにくくなります。
毎日のお買い物や旅行などに役立つ要素がいっぱいのエコバッグ。何個か持っていて、気分によって使い分けるのも楽しいですね。オンライン通販ではギフトにもなるボックス入りの商品もあるので、プレゼントにもぴったりです。

イラストの魅力を バッグに最大限に表現

プレーリードッグ企画室の古角仁美さん(31)によると、エコバッグは吉田さんデザインのものを含め、70柄以上。デザイナーは全国で15人ほどが携わっています。これまで布で表現していなかったものを商品化する例も多く、デザイナーの持つ可能性をより広げることにも一役買っています。
イラストや図案からエコバッグのデザインに落とし込み、その後、プリント工場に制作を依頼。1~2か月でサンプルが上がり、満足いく色が出ているか、色落ちなどのトラブルはないかなどをチェック。半年から8か月ほどで販売へこぎつけるそうです。
これまで同シリーズのエコバッグの累計販売数は、なんと100万個以上。古角さんは、「自分やデザイナーの方たちの理想にできるだけ近づけられるよう心掛け、これからもお客様に喜んでもらえる製品を作っていきたいです」と意欲を話しています。
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事業者紹介

株式会社プレーリードッグ(大阪市中央区安土町)

1993年に設立。エコバッグやタオルなどの繊維製品の企画・製造を行っている。「感動を贈りたい!」をスローガンに、品質やデザインにこだわった商品の企画に取り組んでいる。
吉田未玲さんのエコバッグは、オンライン通販、全国の百貨店、ショッピングモール、観光地の土産店、東京スカイツリーの根元に立地する東京ソラマチ、北海道小樽市のおたる水族館などで扱っている。

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