株式会社信州蜂蜜本舗

地元養蜂家と老舗飴屋のコラボで誕生「信州はちみつキャンディ」―長野県・松本市

信州と呼ばれる長野県は山に川、清々しい大自然にあふれた一大観光地。蜂の好きな木や花も多く、蜂の生育に適した環境にあります。地元信州に根を張り3代目の養蜂家が、地域の店舗や学校、行政などと「松本みつばちプロジェクト」を展開。その活動の中で、江戸時代から続く飴屋とタッグを組み、はちみつの風味を大切にした、なつかしくやさしい味のキャンディを誕生させました。

はちみつを松本の花みつだけで。地域一丸で取り組む「松本みつばちプロジェクト」

日本アルプスや信濃川(千曲川)を擁する長野県は、雄大な自然が織りなす四季折々の素晴らしい景観や温泉など、日頃の疲れを癒やし、心身ともにリフレッシュできる場所。さらに、かつては東京へと向かう重要な街道があり、国宝松本城や善光寺などといった歴史的建造物も豊富で、時の重みを感じられる見どころいっぱいの観光県です。

松本城の城下町として栄えた松本市は、新旧の文化が混在した表情豊かな町。昔ながらの風情を色濃く残す建物も多く、なつかしい町並みの商店街や個性的なカフェ、雑貨屋などが数多くあります。

その松本市で80年以上にもわたり養蜂を続けている、はちみつ専門店が「信州蜂蜜本舗」。3代目の深沢博登さんは、地域ならではのはちみつを活用して町を元気にしたいと考え、地元の商店や学校、行政に働きかけをして、2015年に「松本みつばちプロジェクト」を発足させました。この活動は今年で5年目を越え、「信州はちみつキャンディ」など、さまざまなコラボ商品が誕生しています。

デパートの屋上に巣箱を置き、地域の力を結集させて松本ならではの魅力を発信

「松本みつばちプロジェクト」は、深澤さんが地元「井上百貨店」の屋上に「蜂の巣箱を置かせてほしい」と働きかけたのがきっかけ。井上百貨店は明治18年創業で、今なお松本市民に愛され続けている老舗デパート。その屋上を利用して養蜂をしたいという提案は、地域資源を活用した街の活性化につながることだと意気投合し、このプロジェクトがスタートしました。

こうして、街のまん中で、市街の花みつだけを集めて作った他にはない「城町はちみつ」が誕生。その後は、プロジェクトに賛同して面白がってくれた地元の個人商店や老舗企業とコラボして、数々のスイーツ土産やハニーエール、石鹸など、松本ならではのオリジナルはちみつを使ったモノづくりが積極的に展開されています。

松本平のはちみつは、花からとれた蜜そのものの風味が自慢

信州蜂蜜本舗が採取して扱うのは、松本平の国産はちみつのみ。全国を移動して集める蜂蜜ではありません。信州はそもそも、気候そのものが蜂の生育に適しています。水がキレイで、空気も清らか。暑すぎず、夏が爽やかなので、すごく元気な蜂が育つのです。蜂の行動範囲圏である町の中にも街路樹が多く、桜、シナの木、トチの木、アカシヤ、栗の木、柿の木、河川敷にはクローバーなど、蜂が好む花の種類も多いのが特徴です。

松本の水、松本の花みつだけで作られたはちみつは、花からとれた蜜、そのものの味が自慢です。松本の風を感じてほしい、花別に違う風味を味わってほしい。そんな思いで、作られています。

江戸時代から続く飴屋が「城町はちみつ」で手作りした風味豊かなキャンディ

「城町はちみつ」と水あめを原料に、風味を生かした地元ならではの飴に仕上げたのが松本で一番古い飴屋さん「山屋御飴所(やまやおんあめどころ)」。山屋御飴所の創業は、なんと江戸時代の寛文12年(1672年)。徳川綱吉が第五代将軍だった頃、松本にお店を出し、信州の乾いた気候と空気の中、湧き出る清らかな水とお米を原料に飴を作り始めました。今も変わらず松本の地で、素朴で優しい甘さの飴を作り続けています。

山屋御飴所が「松本みつばちプロジェクト」の活動のなかで、「城町はちみつ」を使って2019年3月に誕生させたのが、「信州はちみつキャンディ」です。はちみつたっぷりで、口に入れた瞬間、はちみつのなつかしい、やさしい味が広がります。カチカチではなく、ソフトキャンディに近い飴。はちみつ色といえばキラキラした金色や透き通った琥珀色を思い浮かべますが、意外にもそうではありません。作るときの温度にこだわり、手作りで練り上げて空気を含ませた飴は、白色化しているのです。

添加剤は使用せず、素材の味を大切に、水飴と蜂蜜だけでつくった、自然な甘さのキャンディは、クマとリスのイラストが描かれた小さな可愛い缶に10粒入り。観光で訪れた方がお土産に買うのはもちろんのこと、地元の手土産に利用するお客様も多いとのこと。まさに信州松本の風土や歴史が感じられるキャンディですね。
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事業者紹介

(株)信州蜂蜜本舗(長野県松本市)

昭和11年に創業、信州松本を拠点に、地元の花みつを収集。松本ならではのはちみつ作りに特化して、現在3代目。「養蜂」をとおして自然界の産物を純粋のままお届けすることを誇りとし、すでに80年以上にわたり「みつばち」の世界をみつめ、健康で明るい生活を願った製品づくりに取り組んでいます。現在は地域と協力しあい、地域資源を活用して街の活性化を図ろうと、積極的に活動中です。

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