衝撃と笑顔が止まらない。広島県の老舗和菓子店が作る「本物そっくりスイーツ特選詰め合わせセット」

2021.04.01

「元祖本物そっくりスイーツ特選詰め合わせセット」の写真を見れば、誰もが驚くのではないでしょうか。たこ焼きにお好み焼き、コロッケ・ぎょうざ。本物にしか見えないこれらは、すべて甘くておいしいお菓子なのです。メディアでも話題騒然。手土産に持っていきたくなる、インパクト大の詰め合わせセットです。

ひらめきは工場長との夜食だった

この斬新な「本物そっくりスイーツ」を生み出すきっかけになったのは、12年前に工場長と開発担当者が食べていた夜食なのだそう。当時、夜食を食べて仕事に励むことが多々あったそうなのですが、その中で食べたたこ焼きが「シュークリームのように見えた」ことをきっかけに、「これを本当にお菓子にできないだろうか」というひらめきが生まれたそうです。
この提案に、販売員や職員は猛反対。しかし、「お菓子の変革を」という強い思いを持ち、開発を開始。試作を繰り返したのち生まれたお菓子が、セットにも含まれている「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」なのだそうです。そして結果は、子どもたちに大人気。現在にまで続くシリーズ商品になっています。

できるだけ「本物そっくり」に。質感の再現にこだわりを

商品の写真を見ていただけたら一目瞭然です。「本物そっくりスイーツ」の商品は、どれも本物メニューにそっくり。この質感の再現に一番こだわり、また一番苦労したのだそうです。
デビュー商品でもある「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」は、見た目はソースの香りがしてくるようなたこ焼きそのもの。しかし、食べてみると本格的なシュークリームというギャップが衝撃的＆魅力的な一品です。中には生地そっくりのカスタードクリームが詰められていて、ソースはチョコレートソース、青のりは抹茶なのだそうです。
開発を提案したときには、職人だけではなく販売員にまで大反対を受けてしまった「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」。しかし、この質感へのこだわりが、子どもたちに大うけ。虎屋本舗史上最大のヒット作といってもいい評判を受け、全国区でもメジャーな広島県福山のお菓子になったのだそうです。

お好み焼きにハムカツコロッケ……「なんだこれは！」というクレームを受けたことも

たこ焼きの好評を受けて作られた第2弾が「お好み焼きそっくりなマロンケーキ」です。地元広島風のお好み焼きに見立てたマロンケーキは、広島風お好み焼きの特徴である麺をモンブラン風のマロンクリームで再現しているそうです。
詰め合わせセットにも含まれているハムカツは、そのそっくりな見た目とお惣菜で売られているかのようなパッケージのため、知らずに食べた人から「なんだこれは！」とクレームを受けてしまったことがあるほどの一品です。
その正体は、なんとレアチーズケーキ。衣にしか見えない表面は、カステラ生地を窯で焼いて、いかにも揚げた衣のように見える質感を再現したのだそうです。
商品数が増えるにつれ、職人たちの技術も上がっています。しかし、やはり満足のいく質感を再現するまでは、何度も試作を繰り返しているのだそうです。

「わあっ！」と子どもたちを驚かせ、笑顔にできるお菓子を作りたい

虎屋本舗の理念は、「お菓子は子どもたちを笑顔にさせるものでありたい」というもの。この理念が、「本物そっくり」シリーズにも反映されています。特に、このシリーズは「子どもたちに、いつもと違う感性で笑える経験を」という思いも込められているのだそうです。その思いがあるため、「見て楽しく、食べて驚き、そして笑える」シリーズが続々誕生し続けているのですね。
「老舗だからこそ、革新的なものを」という考えもあり開発された商品ですが、「何もこれが400年の歴史で特別革新的なわけではないでしょう」とのこと。「うちの商品である、どら焼きや大福も、誕生当時は“革新的”であったかもしれません。そのような昔の工夫と、今も変わらないのだと思いますよ」と話されていたのがとても印象的でした。

メディアでも話題沸騰！　話題独占の手土産におすすめ

デビュー作のたこ焼きは、各テレビ局などメディアでも多く紹介され、多くの芸能人も口にされているのだそうです。メディアへの露出をきっかけに、全国区で有名なシリーズに成長を遂げました。
地元でも、自宅用のほか、会社へのお土産にと根強い人気を誇るお菓子だそうです。
ホームパーティーや、お友達への手土産に、「え、何これ！？」と驚かれ、笑顔にすることができる「本物そっくりスイーツ」。その場の話題を独占できること間違いなし。ぜひ一度、その目で見て、味わってみませんか？

【元祖本物そっくりスイーツ特選詰め合わせセット】はこちら