江戸時代創業! 米どころ石川県の老舗酒造店の日本酒は、飲み比べたい多様な味わい

こだわりの酒を飲み比べ  能登路・長生舞 特選セット6本入り」は、久世酒造店こだわりの「能登路」「長生舞」というお酒を6種類詰め合わせたセットです。使用している酒米や水の種類に違いがあり、飲み比べて違いを味わうのも楽しい一品。熱燗・冷やどちらでも楽しめる、ギフトにもおすすめの商品です。

新たな挑戦を続ける老舗の酒造店「久世酒造店」

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久世酒造店は江戸時代、天明六年に創業した歴史のある酒蔵です。昔は周囲にたくさんあった酒蔵がどんどん減っていく中、久世酒造店が今もなお続いている理由のひとつは、代々続いてきた「挑戦心」。受け継がれてきた歴史をただ引き継ぐのではなく、代々創意工夫をこらしてきた姿勢が現代に繋がってきているのだそうです。
現在の社長は8代目。既存商品の改良、新規商品の開発など、新たな挑戦は今日も休むことなく続けられています。

日本酒の要! 酒米のひとつは自社で栽培する「長生米」

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久世酒造店は、創業当時より自社が所有する田んぼで酒米を自家栽培し、酒造りに使用しています。「長生米(ちょうせいまい)」と呼ばれるこの酒米の名の由来は、村にある湧き水にまつわる逸話なのだとか。
伝わる話によると、この湧き水を飲むと長生きをするという話が、村人たちの間で評判を呼んでいたのだそう。そのため、村人たちは感謝を込めて「長生舞」という舞を奉納していたのだそうです。このことから、この湧き水を使って作る酒米を「長生米」と名づけたのだとか。また、久世酒造店のお酒のひとつ「長生舞」も、この逸話が由来です。
「長生米」は久世酒造店の創業当時から栽培されてきた酒米ですが、ご先祖様から先祖代々、現代でも品種改良を行ない続けてきている、こだわりのひとつなのだそうです。
また、「長生米」のほか、日本酒造りに適した酒米・山田錦など、ほかの品種から作られた日本酒もありますよ。

味わいの異なる2種類の水を使い分け

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久世酒造店で使われる水は2種類。「長生舞」の由来にもなった湧き水は、霊水「清水(しょうず)」と呼ばれる軟水です。この清水のほか、久世酒造店では、自社で持っている井戸水(硬水)も使用。昔から、硬水で作られた日本酒は「男酒」、軟水で作られた日本酒は「女酒」と呼ばれています。男酒はコシがあるしまった味わい、女酒はやわらかな深みのある味わいという特徴があるのだそうです。
久世酒造店ではもともと軟水「清水」のみを使用した酒造りを行なっていましたが、26年前に「井戸水を使ってお酒を造ってみよう」と思い立ったのだそうです。そこで行なった水質検査で、はじめてこの水が硬水であることが判明しました。
久世酒造店で作られている日本酒は、この2種類の水をそれぞれ使用したものに加え、独自配合したものも使用。同じ酒米で異なる水を使った日本酒もあり、素材が与える味わいの違いを楽しめます。

社長にとって酒造りは「生きる」こと

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8代目社長にとって、酒造りは「生きる」こと。試行錯誤して、よりおいしいお酒を造ることはもちろん、ひとりでお酒を味わう時間、みんなで語らいながら楽しむ時間もすべて「生きる」ことに繋がるのだという印象的なお話をしてくださいました。
そんなお酒にこだわりを持つ社長は、お酒の楽しみ方もバラエティ豊か。おすすめの飲み方として、「冷凍庫に入れる」「燗ロック」という飲み方を教えてくださいました。
冷凍庫に入れる飲み方は「みぞれ酒」と呼ばれるもの。純米酒が適しているのだそうです。グラスに注いだ瞬間にシャーベット状になる、見た目にも楽しい飲み方です。シャリシャリした食感と、ひんやりとした冷たさが夏におすすめの飲み方です。また、「燗ロック」とは、文字通り「熱燗に氷を入れた飲み方」のこと。ショットグラスに氷をひとつ入れ熱燗を注いで飲むことで、熱さと冷たさが交わる不思議な味わいを楽しめるのだそうですよ。

素材によって様変わりする日本酒の奥深さを飲み比べて実感

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異なる酒米、水の組み合わせで作られたバラエティ豊かな6本の日本酒をセットにした 「こだわりの酒を飲み比べ  能登路・長生舞 特選セット6本入り」 。
社長がおすすめする一本は「能登路 大吟醸山田錦」だそうです。またお酒に強い方には硬水で作った「能登路 特別純米酒」などをおすすめしたいとのこと。
ただ、やはり単体で味わうだけではなく、6種類の日本酒を飲み比べて味わいの違いを体感してほしいと語ってくださいました。酒米や水の違いによって変わる味わいをじっくり楽しんでみてくださいね。
ご自宅用にも、ギフトにもおすすめの一品です。

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今回ご紹介した企業

株式会社久世酒造店

久世酒造店は石川県で天明六年(1786年)に創業した、2017年で創業231年になる酒蔵です。日本酒の命のひとつであるお米を創業当時より自社の田んぼで栽培し、お酒を製造し続けてきたそうです。自社独自の酒米「長生米(ちょうせいまい)」は、先祖代々がこだわり試行錯誤してきた歴史が詰まっています。外部からもそのおいしさはお墨付きで、「全国新酒鑑評会」でこれまで5度金賞・入賞を果たしています。

今回ご紹介した商品

こだわりの酒を飲み比べ  能登路・長生舞 特選セット6本入り

こだわり生産者_株式会社久世酒造店06_能登路・長生舞 特選セット6本入り

こだわりの酒を飲み比べ  能登路・長生舞 特選セット6本入り」 は、久世酒造店こだわりの「能登路」「長生舞」というお酒を6種類詰め合わせたセットです。使用している酒米や水の種類に違いがあり、飲み比べて違いを味わうのも楽しい一品。熱燗・冷やどちらでも楽しめる、ギフトにもおすすめの商品です。

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