マルタ醸造株式会社(山形県)

山形の米と醸造所自慢の「吟醸麹」で造る麹甘酒

江戸時代から醸造の技を磨き、「現代の名工」を生み出した山形の醸造所が造る「マルタのあま酒」。ノンアルコール、砂糖・保存料不使用の無添加の甘酒は、自然な甘みと風味豊かな味わいが特徴です。山形の米だけを使い、自慢の「吟醸麹」で仕上げる老舗醸造所のこだわりを深掘りしてみましょう。

「天然醸造」で引き出す、深くまろやかなうま味が醸造所の誇り

山形県の中央にそびえる出羽三山の主峰「月山(がっさん)」の麓で、味噌や醤油を造り続けるマルタ醸造株式会社。江戸時代末期の文久3年に醤油づくりからスタートした老舗醸造所は、味噌や甘酒のほか、日本古来の発酵食品をベースにした商品開発を行っています。

効率化のために2週間から3カ月ほどで造られる味噌や醤油がある中、マルタ醸造では1年以上の歳月をかけてじっくりと造る「天然醸造」にこだわったものづくりが行われています。

「天然醸造」へのこだわりは、「本物の深みやまろやかさは手作りでないと出せない」という信念から。人の都合による添加や促進をせず、微生物の力だけを利用し、ゆっくりとつくり出される豊かな風味やうま味は、マルタ醸造ならでは。

「全国味噌鑑評会」では2度の日本一に輝き、2004年には、会長の工藤祐三郎氏が「現代の名工」(味噌製造)に認定されるなど、全国でも高く評価されています。ご紹介する「マルタのあま酒」は、そんな醸造の技を手軽にお試しいただける一品です。

山形県産米と手づくりの米麹が自慢。山形を味わう甘酒

地元に根ざした原料を使い、地域の味を大切に文化として守っていきたい。そんな想いが強いマルタ醸造では、地元産にこだわったものづくりを行っています。味噌や醤油はもちろんのこと、甘酒も山形の米を100%使用しています。

山形県寒河江市は、米どころ山形の中でも特においしいお米が育つ産地。「清流日本一」と称される寒河江川や最上川の清らかな水と、寒暖の差が育てた山形の米で造る甘酒は、まさにこの地域ならではの味わいです。

甘酒に使う自家製の麹は、吟醸酒の仕込みにも使われる「吟醸麹」。麹造りから手づくりにこだわります。

「機械で作れば均一な商品が作れるが、際立って良いものは作れません。手をかけた分、必ず糀が応えてくれる。良く作ろうと思えばどこまでも良く作れます」

そんな信念のもと、麹の好む温度や湿度をしっかり管理しながら育てた麹は、酵素の力がとっても豊か!麹の風味を最大限に引き出した、栄養たっぷりの甘酒に仕上がっています。アルコールフリーで、甘味料を使わない自然な甘さは、お子さまにも喜ばれることでしょう。

「現代の名工」のこだわりが詰まった甘酒

原料や製造方法にとことんこだわった「マルタの甘酒」は、アルコールフリー、甘味料・保存料無添加。マルタ醸造の中でも人気の高い一品です。

濃い目に造られているため、お好みで薄めてお召し上がりください。豆乳や牛乳でラテにするのもおすすめ。夏は冷やして冬はホットで一年中お楽しみいただけます。

調味料に使えば、ヘルシーでやさしい味わいのお料理&スイーツが完成。肉や卵料理、ケーキづくりに、甘酒ならではの優しい甘さとコクをプラスします。煮詰めて糀ジャムもおすすめです。

日本の百名山の一つに数えられ、今も昔も登山客や参拝客が訪れる月山。その麓の地で、時代の流れを感じながらも「天然醸造」が生み出す豊かな味わいを追求するマルタ醸造。日本が誇る発酵食品を手軽に取り入れ、「昔ながらの手づくりの味」に出会ってみませんか?からだにおいしい一品で、きっと健やかな発酵ライフをお楽しみいただけることでしょう。

今回ご紹介した企業
マルタ醸造株式会社(山形県寒河江市大字白岩)

1863年(文久3年)の創業以来、昔ながらの「天然醸造」にこだわり続ける醸造所。移り行く四季の中、ゆっくりと歳月をかけて造られる味噌や醤油は、国内でも数少ない存在に。菌の力を利用した、自然な伝統製法を厳格に守り次世代に繋いでいます。マルタ醸造自慢の麹で造る麹甘酒は、甘味料・保存料無添加。日本古来の発酵食品を気軽にいただける一品です。

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