あの「三鷹天命反転住宅」が クラウドファンディングを開始

内外装は14色に彩られ、部屋の床は凸凹があり、球体の部屋がある住宅–。現代美術家であり建築家の荒川修作と、妻で詩人のマドリン・ギンズによる、“死なないための住宅”をコンセプトにした「三鷹天命反転住宅」。全9戸ある部屋は、居住空間だけでなく、教育や文化プログラムを発信するためにも積極的に活用されてきた。
この“居住可能な芸術作品”は、2020年に大規模修繕が予定されていたものの、実現しないまま今に至っている。その背景にあるのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響。短期滞在プログラムの利用者の激減などによって、修繕費確保が困難になっているという。
この歴史的建造物を次世代に残すため、MOTION GALLERYでクラウドファウンディングが開始された。目標金額は1000万円。同住居の管理運営を担っている事務所の自己資金と合わせて、修繕費用に充てられる予定だ。すでに多くの支援が寄せられているがまだまだ支援が必要。リターンには、三鷹天命反転住宅の見学会やショートステイ招待券のほか、ドキュメンタリー映画(※1)のDVDなどが用意されている。
(※1)参考記事:Numero.jp「あの“住める芸術”の映画が配信中 『死なない子供、荒川修作』」
 
「三鷹天命反転住宅」の未来に向けた支援の詳細は、特設サイトをチェック。
荒川修作+マドリン・ギンズ (撮影:山本真人 提供:荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所)
※掲載情報は9月22日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。
「三鷹天命反転住宅」クラウドファンディング
期間/2021年9月13日(月)〜12月10日(金)23:59まで
支援金額/3000円〜
URL/motion-gallery.net/projects/savetherdloftsmitaka(MotionGallery)

情報元サイト:「Numero TOKYO」
[ オリジナルサイトで見る ]

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