富士屋ホテル 株式会社 (神奈川県)

ちょっとした旅行気分とともに味わいたい富士屋ホテルの「レトルトセット」。ホテルの味が気軽に楽しめる「伝統のビーフカレー」。 

富士屋ホテルの伝統あるカレーをもとに、構想から約2年かけて完成させたのがレトルト商品の「伝統のビーフカレー」です。コンソメスープをベースにしたオレンジがかった綺麗なカレールーと、ココナッツミルクのまろやかさがポイントです。カレーやシチュー、スープなど全8品が入った「レトルトセット」で、老舗ホテルの味をご自宅でお気軽にどうぞ。

大正時代から100年以上続く伝統の味をご家庭で

明治11年創業、日本初の本格的なリゾートホテルとして開業した富士屋ホテル。建物の多くが登録有形文化財に指定される日本屈指の名門であり、年始に開催される箱根駅伝のコース沿いにあることから宮ノ下を象徴する存在でもあります。

イギリス王室、各国の首相や大臣、チャールズ・チャップリン、ヘレン・ケラーをはじめとする海外のVIPを迎えてきたことでも有名。現在は、箱根をはじめ、山梨、大阪にも系列ホテルを構え、多くの旅行者をもてなしています。

ホテルでカレーライスが提供され始めたのは大正時代で、日本でカレーが普及したのと同じ頃。そのため、富士屋ホテルのカレーは時代の先駆けと言われていました。そんな名物カレーをレトルトにするために、2年の年月をかけて完成させたのが「伝統のビーフカレー」です。レストランの味に限りなく近づけるため、数えきれないほどの試作が重ねられたそう。

そして、ホテルに行かずして本格的なホテルの味を家庭でも楽しめるようにと、2003年から販売がスタートしました。
「少しリッチな富士屋ホテルのレトルトセットを、ご褒美として特別なときに召し上がっていただいたり、大切な人へのプレゼント、お世話になっている方へのお土産など贈答用に広くご活用いただきたい」と富士屋ホテル統括本部営業部の勝俣さん。

「レトルトセット」で思い出す、ホテル伝統の味と旅の思い出

「レトルトセット」は、「ビーフカレー」「チキンカレー」「ビーフシチュー」「ハッシュドビーフ」「コーンスープ」「パンプキンスープ」「コンソメスープ」「オニオンスープ」の定番を網羅した8品のセットで、ホテル売店でも看板商品として特に人気だそう。ちょっとしたギフト利用も多く、オンラインショップで購入することができます。

「旅行がしづらい今、ご家庭で富士屋ホテルの『レトルトセット』を食べて、箱根に、そして富士屋ホテルで過ごした時間を思い出していただけたら。また、富士屋ホテルにいらしたことがない方も、この『レトルトセット』を通して、箱根を知っていただく機会になればうれしいです」

実際にオフィシャルのオンラインショップ利用者は40~50代がメインで、北海道から九州まで全国に広がります。なかには、子どもの頃からホテルを訪れていたファンも多いそう。

コロナ禍で気軽にホテルを訪れることのできない利用者から「何年も宮ノ下の富士屋ホテルを利用していたんだけれど、最近は行けていないからレトルトセットを使わせていただきますね。頑張ってください」というメッセージが届いたことも。 ホテルの長い歴史の中で、ゲスト一人ひとりの思い出や記憶にその存在がしっかりと刻まれていることを示すエピソードと言えそうです。

2020年に改修工事を経てグランドオープンしたのを機に、レトルト商品のパッケージもリニューアル。新しくなったホテル外観のイラストが描かれ、優しく温かな印象に。

不動の人気「コンソメスープ」をベースにしたカレールー

現在ホテルで提供しているビーフカレーのベースとして使われている「コンソメスープ」もホテルを代表する味。「ホテルの創業から受け継がれているスープのレシピノートは、記載されているものだけでも50種類以上になります。牛肉を贅沢に使い、箱根山系から汲み上げた天然水で仕立てる黄金色の「コンソメスープ」は昔から多くのお客様に愛されてきた富士屋ホテルのスープです」

「コンソメスープ」をベースにした「伝統のビーフカレー」は、他のカレーにはないオレンジがかった美しい色のルーが目を引きます。ココナッツミルクが甘くまろやかな味わいとフルーティーな後味を生み、子どもから大人まで幅広く楽しめるのが特徴です。

「レトルトセット」に含まれるそのほかの商品にも、それぞれこだわりが詰まっています。「ビーフシチュー」は、一般的に赤ワインを使って作られることが多いですが、あえて白ワインを採用。濃厚でありながら口当たりが良く、パンはもちろんご飯と合わせていただくのもおすすめです。
「ハッシュドビーフ」は薄切りの牛肉とたまねぎに椎茸を加え、和風のテイストをプラス。日本人が親しみやすい味に仕上がっています。

富士屋ホテルブランドが届ける伝統の味とサービス

ホテルブランドの食品は、リッチでおいしく、決して外さないイメージがあります。ギフトにすると相手に喜ばれるのはもちろん、「センスがいいセレクトだな」と思ってもらえる特典付きです。普段自分では買わない物でも「プレゼント用に少しだけ背伸びをしたい」と思える、それもホテルブランドのアイテムの魅力です。

「世の中には多くのレトルト食品があふれています。富士屋ホテルという名前で出すからには、半端なものは出せない」 というホテルのプライドと気概を感じることもできます。

「レトルトセット」にも含まれている「伝統のビーフカレー」「伝統のチキンカレー」は1年間で18万個販売した数字が残るほど話題性も十分。広く愛されている伝統の味を、レトルトで気軽に、手軽に味わってみてはいかがでしょうか。

そしてこれをきっかけに、箱根を旅先の選択肢に加えてみては? 四季折々の豊かな自然、滋味豊かな食はもちろん、富士屋ホテルに新設された「ホテル・ミュージアム」など新たな魅力も生まれています。ホテルが刻んできた140年という時間を振り返ると、箱根での滞在がより濃密なものになるでしょう。

今回ご紹介した企業
富士屋ホテル 株式会社 (神奈川県足柄下郡箱根町)

明治11年に、箱根・宮ノ下で開業。当時は外国人を対象とした外国人客専用のホテルで、一般営業が始まったのは昭和に入ってから。開業から142年目となる2020年に、3年の改修工事を経て創業記念日の7月15日にグランドオープンしました。「至誠」をモットーに、常にお客様の視点に⽴って最良の⽅法で宿泊・食事・ウェディング・観光などのサービスを提供しています。箱根以外にも、小田原・山梨・大阪エリアのグループホテルや、レストラン、オンラインショップなどがあり、様々なお客様のニーズに寄り添うホテルです。

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