有限会社 松葉屋 (島根県)

80年超の歴史の中で生まれた “他には真似できない” 味と体験「噂の生どら バラエティセット」

ホイップしたクリームと自家製のつぶ餡を混ぜ合わせた“特製クリーム”を、ケーキのスポンジのようなふわふわ食感の生地でサンドした、洋風のどら焼きです。定番の小倉に、抹茶・珈琲・チョコ・プリンを加えた5種をセットにしてお届けします。奥出雲の定番土産として愛されるお菓子を、ぜひお楽しみください。

豊かな食のまち・奥出雲で創業し、80年超の歴史を持つお菓子屋さん

島根県の東南端に位置し、起伏の緩やかな峰々と開けた明るい盆地が広がる山里「奥出雲」。この地帯は、大地に良質な鉄のもととなる “磁鉱鉄” をたっぷりと含むことから、古来から「たたら」と呼ばれる製鉄技術が発達しました。
この砂鉄を採取するために削り出された跡地は、荒地として残されることなく、ミネラル豊富な土壌を活かして循環型農業の土台に。土の良さとそれに由来する水の美味しさ、そして気候条件によって、仁多米やそば、奥出雲和牛などさまざまな美味しい産物が育まれています。

そんな豊かな食のまちに、80年前に「松葉屋」というお菓子屋さんが誕生しました。
「祖父がこのお店を始め、親子3代にわたってお菓子づくりを続けてきました。先人に教わった技を守り丁寧に仕上げた美味しさで、お客さまの幸せのお手伝いがしたい、という思いで歩んでいます」と話すのは、松葉屋の内田さんです。

受け継がれているのは、古里に根ざし決して奇をてらわず、しかし創意工夫の心を忘れないお菓子づくり。姫まんじゅうや栗まんじゅうなど数種類の和菓子を中心に販売していたところから、後におしるこや「生どら焼き」などまで手がけるようになったのだと言います。

一番人気の “生どら焼き” を、より多くの方に届けたい

22年前、松葉屋はお店を移転オープンして新たなスタートを切りました。
「オープン後は商品のバリエーションも増やし、試行錯誤を重ねていましたが……実は最初は売れ行きが伸び悩んでいたのです。そんな時、一度原点に立ち返ろうと。お客さまが何を望まれているのかを見つめ直し、思い至ったのが父の代で始めた “生どら焼き” でした」と話す、内田さん。
自家製のつぶ餡とホイップクリームを混ぜ合わせてサンドした、洋風のどら焼きとも言える “生どら焼き” は、多くの商品がある中でも特に評判のよい代表商品の一つ。お客さまから「美味しかった」との電話や手紙を頻繁にいただいていたのだそうです。

さらに商品を増やすよりも、お客さまに一番美味しいと言っていただけている商品にもっと愛情や力を注いでいこうと決めた内田さんは、“生どら焼き” をより多くの方に届けるための挑戦を始めました。

「パッケージを刷新するために、まずは商品名をよりキャッチーな “噂の生どら” に変更。またより多くのお客さまに存在を知ってもらうために、全国からパッケージデザインを公募しました。いただいた400点以上の案の中から選び抜いたのが、一際目立っていた現在のデザインです」
さらにオリジナリティを出すために、お客さまの声から新商品を決める試食会や、キャンペーンガールの募集、写真展を実施するなど、他のお菓子屋さんにはない取り組みを続けてきたのだと言います。

配合ミスから生まれた、どこにも真似できない “ふわふわ食感” が魅力

お菓子としての美味しさと、さまざまな創意工夫による味覚以外での “味付け” でたくさんのお客さまから愛されてきた「噂の生どら」ですが、実は一度その味にも大きな変化が生まれていました。

どら焼きの配合と言えば、小麦粉・卵・砂糖を同じ割合で混ぜる「三同割」が基本。ここからお店ごとの工夫で比率を変えたり、素材を加えたりして、独自の味や食感を生み出していくのが一般的です。松葉屋の「噂の生どら」の生地も、三同割を基準に工夫を加えて2代目が美味しくつくり上げたものだったと言います。
「しかし10年ほど前、いつものように生どらの生地を作って焼いていたところ、明らかにいつもとは違う生地に仕上がりました。そしてそれを食べてみると、なんと今までのものよりも美味しかったのです」

考えられるのは、計量を偶然間違えてしまったこと。そこで2代目は「間違えるとしたら、ここしかないだろう」と推測し、試しにいつものレシピから一部の数字を変えて計量。そして実際に捏ねてみると、間違えて作られたものと同じ生地が出来上がったのだそうです。
「“やはり間違っていたのはここだった!” と。以来、その配合で作るようになりました」

ミスから生まれた配合は、どら焼きづくりの基礎から考えると驚くようなもの。しかしその配合のおかげで、どこにも真似することのできない食感が生まれました。
「和菓子というよりも洋菓子のスポンジに似た “ふわふわ” の食感が、松葉屋の新たな生どらの大きな特徴になっています。その柔らかな食感と、つぶ餡とクリームを混ぜ合わせた特製クリームとの相性が非常によいところが、一番の売りです。一口ほおばれば、幸せな気分になること間違いありません」

地元で “噂” の味をきっかけに、奥出雲のまちに興味を持ってもらえたら

製法からパッケージまでさまざまな変化を遂げて、さらに “噂” の的になった「噂の生どら」。お客さまのご要望に応えるべく、定番の小倉味のほかに抹茶や珈琲などバリエーションも増やしていったのだそうです。

「季節ごとの味覚をお届けするために、いちごやブルーベリー、いちじく、マンゴーなど季節限定の生どらも販売しています。やはり生どらのベースはどら焼きという “和菓子” で、お正月には花びら餅、春には柏餅をいただくように、四季を楽しめるのが和菓子の良さですから。その時期にしか食べられない生どらをお出しして、オールシーズン楽しめる、何度行っても新しい味に出会えるお菓子屋さんでありたいですね」
そんなバリエーション豊富な「噂の生どら」は、今では奥出雲を代表するお菓子とも言える存在に。手渡せば “あのお店の生どらだよね” と喜ばれる手土産として人気が高く、多くのお客さまに選ばれているのだとか。

今後は、全国のより多くの場所で楽しんでもらえるようになれば、と内田さんは話します。
「やはり創業から80年以上の間お菓子をつくり続けてきた、この奥出雲という地をできる限り多くの方に知っていただきたいという思いがあります。そのためにも、まずは噂の生どらを食べてみていただいて。味と背景にあるストーリーを楽しんで、“こんな美味しいものがある地域なんだ” “生どらが美味しかったから、奥出雲に寄ってみようか” と興味を持っていただくきっかけになれば何より嬉しいですね」

奥出雲にゆかりのある方が古里を懐かしみながら楽しむおやつとして、また豊かな食に恵まれたまちの魅力を伝えるギフトとして、“噂” の一品をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した企業
有限会社 松葉屋 (島根県仁多郡奥出雲町)

島根県・奥出雲にて、1937年に創業。以来親子3代にわたってお菓子作りを続けてきました。代表商品である「噂の生どら」の他に、桜餅や麩餅をはじめとした和菓子も多数手がけています。先代から受け継いだ技術で作る “美味しさ” と、ストーリーや体験まで含めた “味覚以外の味つけ” で、家族の絆や団らん、そして笑顔と愛があふれる空間のお手伝いができるように。これからも従業員とともに努力してまいります。

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