有限会社 みずほファーム (京都府)

そのままおつまみに、卵かけご飯のトッピングに。アレンジ自在な「鶏ツマ」

純国産鶏種さくら「京桜®」のムネ肉を使用した鶏のおつまみ。噛むほどに味わい深く、旨味が強いのが特徴です。「黒豆味噌」「ペペロン一味」「酒粕山椒」の3種類はいずれも京都府産の素材で味付けしています。お酒のおつまみに、卵かけご飯のトッピングに、そのほかアレンジ次第でさまざまな味わい方が楽しめます。

モットーは「健康な鶏がおいしい卵を産む」

京都府のほぼ中央に位置する自然豊かな京丹波町。ここに1988年、鶏卵卸売業の老舗であるナカデケイランの生産部を担う部門として、みずほファームが誕生しました。2013年奥様の実家を継いだ3代目の桑山さんが抱いた「より理想的な養鶏場をつくりたい、最高の環境で育った鶏が産む卵をお客様の元へ直送したい」という思いが形になったファームです。

桑山さんの実家は大阪のかまぼこ屋さん。職人として過ごした経験は、未知の世界だった養鶏という仕事でも活かされ、製造現場での考え方や衛生管理については最初から理解できていたそうです。
「自分ができることとして、まずは卵をパックする工場の掃除から始めました。次にみずほファームのおいしい卵をいかに多くの方に知っていただくか、それを考えました」と桑山さんは話します。

卵の品質とおいしさには絶対の自信を持っていた桑山さんは、直売所での販売だけでなく京都市内の百貨店で立ち売りをするなど、「場所さえあれば卵を持参して販売しました」。
そんな地道な努力が実り、今や一般家庭で親しまれているのはもちろん、みずほファームの卵に絶大な信頼を置いている飲食店も少なくありません。

「おいしい」だけでなく付加価値のある卵にこだわり

みずほファームの代名詞ともいえる卵は「葉酸たまご」。
葉酸は、からだを作るアミノ酸やタンパク質に関わるとても大切なビタミンのひとつ。普通の卵の2.5倍以上の葉酸を含む栄養価の高い葉酸たまごは、濃い黄色の黄身とほんのりした甘み、コクのある濃厚な味が特徴で、贈り物としても人気です。

そして「純国産鶏さくら」から生まれた「さくらたまご」。
「現在、日本で採卵している鶏はほとんどが外来種で、国産鶏は約6%。そこにこだわっています」と桑山さん。

栄養価の高いオリジナルのエサ、徹底した鶏舎管理と健康管理、昼夜の寒暖差が激しい高原性の気候、丹波高原の地下水を汲み上げる上質な水。それに加えて「365日鶏のことを考えている」という桑山さんを筆頭とするスタッフの情熱が、みずほファームの卵を一大ブランドに押し上げたのです。

「毎日食していると、同じ鶏舎の同じ鶏から生まれる卵でも、微妙な味の違いに気がつきます。そんなときはすぐさま鶏舎に行って確認すると、エサの食いつきがちょっと悪かったりする。それが卵の味にそのまま直結しているんですよね」

「親鳥もおいしく食べてほしい」から生まれた「鶏ツマ」シリーズ

おいしい卵の人気が定着し、次に桑山さんが取り組んだのが「卵を産み終えた親鳥をおいしく食べてもらうこと」でした。
「卵を産んでくれた恵みに感謝し、命を無駄にすることなくいただきたいと思ったのです。もともと京都には親鳥(ひね鶏)を食べる文化があるので、うちが味に自信をもって提供できる商品を開発できれば、必ず受け入れてもらえると思いました」
そうして生まれたのが「鶏ツマ」シリーズです。みずほファームが大切に育てた親鳥、純国産鶏種さくら「京桜®」のムネ肉を使用したおつまみで、しっかりした歯ごたえと噛むほどに旨味が強くなるのが特徴です。

「京都府の現代の名工」に選ばれた京都亀岡・片山商店の黒豆味噌を使用した「黒豆味噌」、ピリッと辛い京都清水・七味家本舗の辛口一味とにんにくの風味がやみつきになる「ペペロン一味」、そして300年以上続く老舗、京都伏見・招德酒造の風味豊かな酒粕と、京都清水・七味家本舗の香りの強い山椒がアクセントの「酒粕山椒」。ラインナップは京都府産の素材にこだわった味付けの3種類です。

何通りもの味わいを楽しめる「鶏ツマ」のアレンジ

最初の数年間はパッケージもそっけなく、一目見ただけではどんな商品なのかわからなかったとか。それを周囲のアドバイスやスタッフたちとの話し合いの中で、現在の商品の形へと進化させていきました。

また、当初は「このままお酒のおつまみに、あるいは卵かけごはんのトッピングに」と考えていた桑山さんですが、「鶏ツマ」のアレンジは想像以上に多彩でした。
「グリーンサラダに混ぜたらおいしかった、サンドイッチの具にしたなど、お客様がさまざまな食べ方を教えてくださいました」
「鶏ツマ」のポテンシャルの高さがよくわかるエピソードです。

みずほファームが展示会などに出展する際は、商品だけでなく地元、京丹波町の観光パンフレットも必ず持参して、どこよりも目立つ場所に置くそうです。みずほファームの卵や「鶏ツマ」などの自信作を食べてもらいたいという気持ちと同じくらい、京丹波町を知ってほしい思いが強いという桑山さん。
「京都の観光ついでに足を運べる距離なので、ぜひ京丹波町にも遊びにいらしていただきたいですね」
京丹波町を訪れ、みずほファームそばにある直売所で買い物する前に、まずは「鶏ツマ」を取り寄せ、お気に入りの味を見つけたり、オリジナルのアレンジ方法を考えたりするのも楽しそうです。

商品のご紹介

今回ご紹介した企業
有限会社 みずほファーム (京都府船井郡京丹波町)

1988年11月、京都府船井郡京丹波町(旧:瑞穂町)にて創立。「健康な鶏がおいしい卵を産む」という考えを信条に、すべての工程で品質管理を徹底。厳しい管理基準のもと産まれた卵は品質が均一化されていると評判です。「鶏ツマ」シリーズなど、卵を産み終えた親鳥をおいしく食べるプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。

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