株式会社 博水 (福岡県)

作りたての練り物の美味しさを届けたい「博多てんぷら 10種セット」

創業約120年の老舗が作る、こだわりの練り物セットです。素材の食感が楽しい8種の天ぷらと、鮮魚100%で職人が手作りした「博多玄海漁師天」2種を詰め合わせました。福岡近海で水揚げされた鮮魚を使い、できたてを急速冷凍でお届けする“本当の美味しさ”をお楽しみください。

“魚のおいしいまち” 福岡・清水で創業約120年の老舗「博水」

玄界灘に臨み、日本トップクラスの市場取扱高を誇る福岡港を有する、福岡県福岡市。そんな “魚のおいしいまち” で、原料と製法にこだわって練り物作りを続ける企業があります。明治36年創業の老舗、株式会社博水です。

「今からおおよそ120年前に創業した練り物屋です。一度は戦争ですべてを失ってしまいましたが、福岡・清水の地で再出発をきりました」と話すのは、博水 5代目後継の江越さんです。
「冷凍のすり身が発明されて以来、多くの練り物屋さんは冷凍の原料を使った大量生産を行うように。ですが、私たちは先代の “本当に美味しいものは、始めから、目利きした原料でなければだめだ” との考えを受け継ぎ、玄界灘など福岡近海で水揚げされた鮮魚 “えそ” を使った練り物作りを続けてきました」

さらに、練り物作りの “いのち” とも言える水は、背振山を源流とする美しい伏流水を、調味料は地元の業者さんに作っていただいたオリジナルの “地元の味” を使うこと。手作業で1尾ずつ頭と内臓を落としてさばき、丁寧に加工して商品化するまでの工程をすべて自社で行うこと……博水の練り物作りには創業以来変わらないこだわりが詰まっています。

無添加の作りたての練り物はこんなに美味しいんだと、知ってほしい

もともとは、冷蔵の練り物を真空パッケージでお届けするのが中心だったそう。しかし、冷蔵では保存料を使う必要がある上、真空にするとどうしても油が回りやすくなってしまうことから、博水では冷凍の詰め合わせ商品も作るようになったのだといいます。

「工場のラインで揚がったばかりの練り物を味見すると、やはり味わいが格別で作りたての味はこんなにも美味しいんだよ、ということをどうしても伝えたくて、揚げたてのものを急速冷凍してお届けすることにしました」

江越さんが “本当の美味しさ” を伝えることにこだわる背景には、昨今の魚食離れ・練り物離れがありました。

「大量生産・大量消費の時代を経て、作り手としてもなんとかコストを抑えてたくさん流通させようと取り組んできたはず。ですが、食べていただいて美味しくなければ、もう買われなくなり、親御さんが買わなければ子どもも食べなくなってしまいます。そんな負の循環ができてしまっているとしたら、作り手側がどうにか力を尽くしていかなければいけないのだと思っています」

食べ応えたっぷりの「博多てんぷら 10種セット」

今回ご紹介するのは、博水の自信作を詰め込んだ「博多てんぷら 10種セット」。お中元やお歳暮として好評をいただいている8種(ピリ辛れんこん天・きんぴら天・いか天・ふわふわさつま揚げ・チーズコーン天・しょうが天・きくらげ天・えだ豆天)に、鮮魚100%で作る「博多玄海漁師天」2種が加わった、食べ応えのあるセットです。

鮮魚と冷凍のすり身を合わせて作った人気の8種はもちろんのこと、“本物の練り物” も食べてみてほしいとの思いで、冷凍のすり身を一切混ぜず・最初から最後まで職人が一つひとつ手作りした「博多玄海漁師天」も詰め合わせたのだといいます。

「あっと驚くほどの違いではありませんが、鮮魚100%で作ったものは、食べたときにふわふわ・ぷりっとした食感と魚の旨みがより感じられます。同じ調味料を使っていながら、どこか違う。そんな2つの味をこのセットで食べ比べて、“こっちはやっぱり違うな” なんて感じていただいけたら嬉しいなと思っています」

“美味しいものを届け、日本の伝統食を守る” 責任がある

基本の8種は、練り物のふわふわ感とそれぞれの具材の食感との違いを楽しんで。「博多玄海漁師天」2種は、シンプルな “イカ” はより練り物の味を感じる食卓の一品として、一味とガーリックが入ったパンチの効いた味付けの “ミックス” はお酒のおつまみとして、楽しむのがおすすめなのだとか。
「また博多玄界漁師天は、解凍してそのままでも、レンジで温めたりフライパンで表面を軽く炙ったりして召し上がっても、違った楽しみ方ができますよ」

添加物がたくさん含まれ、食べてみてもあまり美味しくない……そんな練り物のイメージを変えるべく奮闘する江越さんに、最後にその情熱の原点をうかがうと。
「私たちには “美味しいものをしっかり届け、日本の伝統食である練り物を守る” ことに対する責任があると思って取り組んできました。お客様から “こんなに美味しいものを初めて食べて、練り物の概念が変わった” “普段は魚を食べない子どもも、この練り物は美味しく食べます” といったお声をいただくたび、私たちの考えは間違っていないのかなと思わされます。これからも責任を持って届け続けていきたいですね」

商品のご紹介

今回ご紹介した企業
株式会社 博水 (福岡県福岡市)

明治36年創業の練り物屋です。本当に美味しい練り物をお届けするために、福岡近海で水揚げされた鮮魚 “えそ” と地元・清水の地下水を使い、仕入れから商品化までの全工程を自社で手がける、創業時から変わらないものづくりを続けています。練り物の概念を覆す味わいを、ぜひお楽しみください。

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